黒板アート!!

実は3/9の夜、依頼を受けて都内某小学校に『黒板アート』してきました!
昨年11月にこのお話しを頂き、学生時代の友人に声をかけ、4人のプロジェクトメンバーで黒板チームを立ち上げました!本番までの約3ヶ月間で、保護者の役員の皆さまとも打ち合わせを重ね、チョークに慣れようと黒板で描く練習を行ったりしました。
3/10が卒業を祝う会とのことで、前日の子供達が下校した後、15時〜21時までに2クラス分の黒板に絵を描かなくてはなりません!大きな黒板2枚なのでかなり綿密な計画がないと描き終わらないんじゃないか⁈とメンバーで冷や汗をかき、下絵を完璧な状態にして当日を迎えることにしました。
いよいよ本番です。みんな油絵科出身だけに筆やハケは必須アイテム。最近はネオンカラーのチョークがあったりとカラフルなのにびっくりです。役員の皆さまにはあらかじめ紙ヤスリでチョークを粉状にしてもらったりと、かなりサポートして頂きました!
今回、「夢・希望」というテーマで2クラス違った下絵を制作しました。それをそれぞれの黒板にプロジェクターで投影し、写し取っていきます。
こちらはスカイツリー&シャボン玉で、担任の先生方の顔がシャボン玉に 笑
チョークで顔、、コレまたなかなか難しいです!
こちらは桜&ランドセルの子供達です。桜は水をつけた筆で黒板をぬらし、粉にしたチョークをハケでのせていきました。みんなテクスチャーに関してこだわりを感じます。保護者の方にも花びらを手伝ってもらいました。

6時間描くと聞くと長い気がしますが、実際はあっという間でむしろ時間が足りないくらいです。時間のゆるす最後の最後まで細部を詰めていきます。
こうしてメンバーと役員の皆さまとみんなで完成させた黒板アート。終わった後はドッと疲れがきましたが、何よりも子供達の反応が気になって仕方ありません 笑
次の日、子供達はみんな黒板に驚き、そして感動してくれたそうです。また、担任の先生の「ランドセルを背負う子供の描かれた白い先に、何がみえる?」との問いに、「未来が見える、、」と答えてくれたそうです。テーマが伝わったんだ!と思いました。
その後、絵は消されてしまいましたが、その儚さが黒板アートの魅力なのでしょう。プロジェクターで私たちメンバーの姿を映したら、子供達が拍手を送ってくれたそうです。私たちの方こそとてもいい経験をさせていただきました!!!

art school mittsu

気ままに描く草加の絵画教室

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